現役留年生が語る!留年の実態!

どうも!CSLの5回生!ザッキーです!

 

気持ちを文章にしたりするのは苦手なので色々文章が変だったり、誤字脱字がありまくってたりするかもしれませんが、典型的な理系オタクだと思って見逃してください。また、内容がすごく長くなるため「全部読んだけど時間の無駄だった!時間を返せ!」などと言われてもどうにもできないので自己責任でお願いします。

 

まず何故アドベントカレンダーを自分が書いているのか…と申しますと、とある同研究室の部員が

 

R??「ザッキーさんもアドベントカレンダー書いてくださいよー」

わい「イヤでも書くことないしなー」

?T?「ほら、ザッキーさん留年の話とかあるじゃないですかー」

などと研究室で話していると、教授が入ってきて

教授「なんの話?」

??N「カクカクシカジカ…なので暇があったらザッキーさんにブログ書いてもらおうかと…」

教授「もちろんそんな暇ないよな!」

わい「ぅっす…」

というわけで卒研しろと教授に言われたわけですが、ふと思うと現在部活に来ている人で留年してるの俺だけやん…ということに気がついたこと、留年をここまでオープンにしている人が少ないこと、留年している人に「留年って実際どうなんすか?」なんてストレートに聞けないし聞かない方が身のためであることなどを考え、どうせなら留年とはどういうものなのかというのを実体験したこの私が教授に見つからないように書いていこうと思いました。

 

書いていく内容的には

(1)留年って?

(2)どうやったら留年するの?

(3)留年したらどうするの?

(4)実際に留年してみた(1年目・4回生)

(5)実際に留年してみた(2年目・5回生)

(6)留年して変わったこと

(7)終わりに

といった感じになっています。これを見てもわかる通りすごく長そうな内容になっています。というか長いです。自分で下書きを書きながら終わらないんじゃないかっていうぐらい書いています。こんな感じで卒論とかもかければいいんですがね…。

 

前置きはここまでにしてそろそろ本題に入っていきたいと思います。

 

(1)留年とは?

まず留年とはなんぞやって話ですね。

厳密にいうと面倒なので「もう一年同じ学年を行うこと」という認識で大丈夫です。エンドレスエイト的なやつです。しかし、一口に留年といっても奥が深い(?)です。学費払ったら卒業せずにもう一年在学できるため、それを利用することもできます。

例えば、就職留年。就職が決まらずこのまま卒業してしまうと新卒という称号を失ってしまうため、留年することで新卒という称号を引き継ぐ方法です。新卒ってなんぞやという人はググってください。勇者に並ぶ最強の称号です。

他にも色々あるのですが面倒なので割愛します。とりあえず留年とはなんなのかということと、それを利用する方法もあるということを覚えておいてください。

 

(2)どうやったら留年するの?

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次にどうやったら留年するのかを説明します。

簡単に言うと単位を一定数取得していなければ留年してしまいます。

我々の大学では

①1年→2年に上がる時:無し

②2年→3年に上がる時:総単位数62以上

③3年→4年に上がる時:専門70単位、数理系10単位、人文系20単位の合計100単位以上

④4年→卒業する時:卒業研究4単位を含む124単位以上

これらの要件を満たさなければ留年してしまいます。

現状留年するのか確率が多いのは③の100単位以上取る部分です。

理由は簡単で、②の時はどの教科でもいいから62単位取ればいいのですが、③の時はそれぞれ取る単位数が厳密に決められているからです。物理学や生物系苦手やからとらんかったけど100単位以上あるで!という状態でも留年します。

なんなら120単位あっても人文系数理系専門のどれか一つが条件を満たしていなければ即留年です。なので自分はちゃんと単位を取っているつもりでも専門が多くて人文が全然取れてないとか普通にあります。特に人文を20単位取らなきゃいけないと知らずに過ごしている人が結構いるので皆さんもう一度自分の取得単位を分野別で確認した方がいいかと思います。

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では自分はこの中のどのタイミングで留年が決まったかと言いますと…

王道を往く③のタイミングです。

しかし王道から少し外れた状況でした。

普通であれば期末テストが終わり3月の成績表を渡されるタイミングで単位数がわかり留年が決まるのですが、自分はなんと…

 

1月の時点で決まっていました…

 

一体どういうことだってばよ…って感じですが、

 

履修申請の時点で人文系が1単位足りていませんでした…

 

つまり3回生後期にフル単しても留年が決まっていました。もう笑うしかないです。

 

詳しく言うと、3回生の1月ごろに「卒業研究をする研究室を決める」タイミングがあります。殆どの人は情報ゼミの研究室にそのままいるのですが、稀に入ってみたらやりたいことと違ったというパターンがあります。そういうこともありもう一度研究室を選ぶことができるんです。なのでポータルでログインして元々の研究室を選ぼうとしたのですが

 

なぜかそのページでログインできない…

 

そのことを研究室の教授にメールで伝えた後、事務室に行き事情を説明するとクッソ態度の悪いババア(超絶悪口)

 

クッソ態度悪いババア(超絶悪口)「卒研やるための単位を足りてる子だけがログインできるんで君単位たりてないんやろ」

 

ボロクソ(主観的観測)に言ってきました。あまりにもクソみたいな言い方だったんで文句を言いたかったのですが、言ってることは正論だし自分留年確定だし何にも言い返せずに事務室を出て行きました。もう二度と事務に行かねーわ。

 

ほぼ同時刻に研究室の教授が事務に同じようなことを質問した結果、研究室に事務の人が入ってきて

 

事務の人「先ほど連絡をもらった生徒なんですが、今期どんだけ単位取っても留年です!」

 

とだけ伝えて帰っていったらしいです。それを聞いた教授、怒るか…落ち込むか…そんなことはなかった…

 

教授「wwwwwwwあいつ留年かよwwwwwww」

 

そんなことつゆ知らず、教授から呼び出しを受け怒られると思っていた自分。教授と廊下で会った瞬間、指をさしてこういった。

 

教授「wwwなんで君w留年しちゃったんだよwwwww」

 

これだけ聞くとすごく馬鹿にされているように見えるかもしれませんが、正直留年してしまって落ち込んでた自分からすると少し気が晴れた気がしました。怒られたら余計落ち込みますし変に同情されてもそれはそれで困ってしまうので、なんだかちょっと救われた気がしました。そしてそれと同時にどうせなら留年をネタにしていけばいいんじゃないかと思い、今の留年ネタが完成しました。

しかし、留年ネタができるかはまだその時は決まっていません。それは次の留年したらどうするの?の部分に関わってきます。

 

(3)留年したらどうするの?

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留年したらまずどうすればいいか。それは手続きでも、単位を取るための勉強でも、学費を稼ぐためのアルバイトを見つけることでもありません。

親に報告です。

これが一番キツいです。もう胃が締め付けられて飯も食えない状況です。さらに親に報告をするその日は、当時ずっとやっていた「アイドルマスターミリオンライブ!」(以下ミリマスとする)において担当アイドルの一人である「横山奈緒」(以下奈緒とする)が上位報酬のイベント最終日であり、もちろんそのイベントを走っている自分は親への報告による胃の痛みと、その報告の時間が長引いた結果上位入賞できないのではないかという2つの問題で胃と頭が痛い状態でした。しかし親に対して留年の説明をしない未来はどう考えても存在しないので、家に帰りご飯ができる間までミリマスをやり続け、流石にここまでやったら上位入賞できるというラインまでやってから親に打ち明けました。

結構色々言われましたが、半期休学などせず1年間行けとの命令が下り、そのまま終わりました。

まさか1時間で話が済むとは思わなく、そのまま部屋に戻り、親の心の広さに感謝しながらミリマスをやりました。

おかげ様で上位入賞することができ本当に感謝しています。

f:id:zakky2321:20171218044609j:plain控えめに言ってかわいい奈緒

 

親の了承も得たのでこれでやっと留年ライフが楽しめる!!!

かと思ったら大間違いです。確かに親には報告し教授にも伝えたのですが、自分は留年して周りに迷惑をかけた、自分は留年してしまった、という事実が自分に重くのしかかってくるのです。この気持ちを消化しなければ留年ライフ、そして留年ネタを心の底から使うことはできません。留年って言葉を思うだけで吐き気がしたレベルです。

普通であれば結構引きずるのですが周りの環境や人がとても良かったこともあり2週間後には気持ちを入れ替えることができました。

まずいつも一緒にいる学科の友達は、すでに1人②の状態で留年した奴がいたのもあり、留年者に対する扱いが分かっていました。次に研究室では、毎年留年者がいるのと先輩方と仲が良かったため居心地が悪くなることがありませんでした。どれぐらい仲が良かったかと言うと研究室に行ったらこんなイタズラされているぐらいです。

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お分かりいただけただろうか…

 

周りのおかげもあり留年という最低の行為をしたにもかかわらず、それをネタにしていく留年ネタのスタイルを貫いていく心の準備が出来ました。

そして期末テスト前に留年が決まっていたため、普通であれば留年しないように本気になって勉強をしなければならないのだが、本気でやってもやらなくても留年という事実は変わらないためもういいんじゃないか?という軽い気持ちでテストをうけることができました。

 

そして2月初めに研究室であるささやかなパーティが開催されました。

 

 

 

先輩「よしケーキ買ってきたで!ザッキー5年確定祝いや!」

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こうして大学5年確定の火が灯った…。

 

 

(4)実際に留年してみた(1年目・4回生)

皆さんここまで読んだ時点でもう長すぎて面倒かと思います。正直もう語彙力とか集中力とかがヤバヤバのヤバなのですが最後まで教授に見つからないように頑張って書きます。あとここからはまあまあシリアスですので笑う要素ないです。

 

さて、4月になり留年生活が始まりました。まず簡単に周りの友達と自分の違いを書こうと思います。

友達:就活、卒研、ちょっとだけ授業

わい:単位、単位、がっつり授業

この差です。留年ネタを使っていく決心がついた時は何も思わなかったですが、置いていかれてる感が押し寄せてきました。あと待ち合わせしていた友達が放った「よっ!元同期!」ってパワーワードが凄く面白かったんですが、それと同時に留年を感じさせ、大ダメージを受けました。

でも友達からはよく遊びに誘われるのと、授業も元々一人で受けることも多かったためこの時は今まで通りの大学生活と一緒でした。

また友達が1人すでに留年していたと前に書きましたが、そのこともありそいつと仲良く卒業できるから一人ではないという気持ちもありました。

 

 

 

そう…あの日までは…

 

 

その友達は2回の時に色々あり単位を落としすぎたのですが、そのツケが回ってきてしまいもう一年留年しそうになってしまいました。自分はそいつと一緒に卒業したかったので、同じ講義を受けているものはレポートや過去問などを見せたりして頑張って一緒に卒業しようと手を打ちました。そして期末テストの時期、ある講義が全く分からず受けている友人をみんな呼んで勉強会をしようとその友達も呼んだのですが、用事があるから行けないと連絡が帰ってきましたなんとなく嫌な予感がしたのです。

 

 

そして期末テストの日、その嫌な予感は的中してしまいました…

 

 

その友達は来なかったのです。他の一緒に受けている講義も来ませんでした。そして後期になって友達が大学を辞めると言うことを聞きました。本当にショックで留年した時の次ぐらいには引きずりました。でも友達も色々考えて決めたことなので切り替えるしかないと思い後期をスタートしました。

 

今思うとその友達が受けている授業の過去問をどんな手段でも手に入れて渡すべきでした。今でもなんとかしていればと後悔しています。理由は(5)を見ればわかるかと思います。

 

後期になると友達の殆ども就活を終え卒研に入って行きました。卒研で忙しい中でも、何かイベントがあるごとに呼ばれてみんなで鍋をしたり、ピザパをしたりと楽しんでいました。最終的には「お前卒業する時卒業旅行行く相手おらんから今年こい!」と言われて1年早い卒業旅行に行ったりしました。

 

そして地獄の大学生活(5年目)が始まりました。

 

(5)実際に留年してみた(2年目・5回生)

さて最終章です。先ほども書きましたが地獄の始まりです。

4回生までソロで動くことが多かったため、寂しいとかそんなのないだろうと思っていました。しかし現実は違いました。少しのことでも頼る相手がおらず、相談する相手も、ちょっとの時間にあって話をする相手もいなくなってしまったのです。自分のしてしまった留年というものがこんなに恐ろしい事だったのかと改めて認識しました。人間最後は1人なんや…自分の力でしか生きていけんのや…でも自分はクソザコナメクジなんや…と授業終わりに1人研究室でいるときに頭を抱えました。

自分の居場所が

研究室(人がいる)、友達(全員在学)、部活(金曜のみ)

という場だったのが、

研究室(わいだけ)、友達(全員卒業)、部活(金曜のみ)

という状況になってしまったのです。

2回生以上の人はなんとなく気づいてたかもしれませんが、今年になってからやけに部活の日に喋りかけることとかが多くなっていました。原因はこれです。ただでさえ話していることで精神的安定を得ようとする人間なのに、喋れる場所は部活のみと言う過酷な状況だったのです。

さらにそこに追い打ちをかけるように就職活動が待っていました。まあ面倒だったのでほとんど就職活動してないのですが。

しかしここでちょっと嬉しいことがありました。それはみんなが就職していて、自分はまだ学生ということです。やけに元同期から就活終わってないならうち紹介するでって言うのが多かったのです。顔が広いおかげですね。殆ど行きませんでしたが。

結局一番仲が良かった友達が行った会社を受けた結果、面接内容がボロクソだったのに内定が出ました。一体何故なのか…。

 

 

(6)留年して変わったこと

さて、最後は結構精神的にキツいことを書きましたが、最後に留年して増えた1年をどう活かしたかについて書いていきたいと思います。

当たり前ですが1年増えたからといって今まで通りの生活では全く意味がありません。気持ちを入れ替えて留年した自分から一般人レベルの自分に変えていかなければなりません。

まず起きる時間を変えて授業に平気で遅刻しないようにしました

バカみたいに聞こえるかもしれませんが、これは非常に大切です。留年してからずっとキャリアデザインI、Ⅱの講義のSA(Student Adviser)をしているのですが、高確率でよく寝坊、自主休講する生徒がいました。そいつらに行動時間を10分早くするように言うのですが、100%やりません。身についた習慣はなかなか抜けないものです。しかしその腐った習慣を10分早く行動する習慣に変えるだけで10分早く行動する習慣になります。

次は起きる時間を早くしても講義中寝ては意味がないので授業中一切寝ないようにしました。いやそんなん当たり前やんと言う人もいると思いますが、講義中周りを見たら殆どの人が死んでいる場合があります。自分もその中の一人で全盛期には「講義スヤスヤマンという異名を持つ程でした。だいたい想像つくと思いますが、これが留年の理由ですね。なので留年の原因となった講義スヤスヤマンはやめました。講義シャキッとマンになりました。みんなもやめようね。

小さいことばかり書いていますが小さいことこそ見て見ぬ振りをしやすいため、変えていくことは難しいのです。

そして一番頑張ったことは、研究室で行った数学用の教育アプリの作成、及びそのアプリの研究発表です。我が研究室では中学校と連携してタブレット用のアプリを作成しそれを実際に授業で使って頂いているのだが、増えた1年でそれに参加させていただき、それを発表することで1年間を無駄にせずさらに就活の時に言えるという一石二鳥な計画です。さらに研究の一環なので大学のお金で東京だったり名古屋に行き、学会が終わった後は自由時間なんでぼっちで君の名はカフェに行ったり、喫茶マウンテンに行ったり好きに行動できます。

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まるで常連のように素早く完食したがもう二度と食べたくない

 

この活動を行なったおかげで教育現場がどのようなものを求めているのか、どのようなアプリが好まれるのか、またどのようにしたらわかりやすくなるかなど普通に過ごすだけでは気づかないことにたくさん気づくことができました。このようなプロジェクトなどに参加することはとても貴重な経験ですし、失敗してもその失敗を次に活かせたりするので、皆さんも是非自分から何かに参加してチャレンジしてください。

 

(7)終わりに

留年したら大学を辞める人などが結構多いのですが、留年した身から言わせていただくと、辛いですがとてもいい経験となります。仲間がいかに大切か、またいかに自分が無力で愚かなのか流されて生きていくのではなく現状打破するにはどうすればいいのか自分で考え行動するということができるようになります。留年しても反省し、自分の意識を変えて行くことができれば、人生長い目で見ると一瞬の出来事でそこがターニングポイントであるはずです。

あとひとつ注意ですが、留年しているが留年のことをオープンに話していない人、また留年しかけの人などに留年ネタは絶対使用しないでください。自分でもここまで色々あって留年ネタを使えるようになったので一般人にやるとメンタルボロボロ拳で抵抗されます。

 

さて正直細かく語っていくと文字数がえげつないことになってしまうのでここまでにします。(この時点で多分7000文字以上)

 

過去を思い出すと書ききれないですが色々な思い出が蘇ってきます。研究室の話声優トークショーのためだけに東京行った話東京で職務質問された話友達と公園でシャボン玉遊びした話ザッキークソコラ画像選手権が自然発生した話などと本当に楽しい大学生活ばっかりでした。

詳しく聞きたいことやここには載っていない話で聞きたいことがある場合は直接聞きにきて下さい「○回生の○月ごろどんなことありました?」と言うクッソ雑い質問でも答えます。先ほど書いた通り喋ることだけが唯一の楽しみなので遠慮もなくストレートに聞きたいこと聞いて頂いて構いません。大学は本当に色んなタイプの人間がいますので、気になったら自分から話を聞きに行き、これからの生活に活かしてください。

明らかに途中から失速というか内容が薄くなりましたがやはり喋る方がやりやすいですね。すっごい雑な画像と文章と文字サイズや色で読みにくいなどがあるかもしれません(と言うか自分自身読むの辛い)が許してください。記事を書いた時点で力尽きたんです。

 

大変長くなりましたが、最後まで読んでくれた皆さんお疲れ様でした。読み飛ばした皆さん、暇な時に頑張って読んでください。留年しそうな皆さん、頑張ってください。 

 

それでは、さようなら〜。